ヤマダHD、部屋探しアプリ運営会社に10億円出資 ECやDXを強化

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室
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ヤマダ電機外観
ヤマダホールディングス(HD)は9月22日、部屋探しアプリ「カナリー(Canary)」を運営するBluAge(ブルーエイジ、東京都千代田区)と資本業務提携することで合意した。

 ヤマダホールディングス(HD)は9月22日、部屋探しアプリ「カナリー(Canary)」を運営するBluAge(ブルーエイジ、東京都千代田区)と資本業務提携することで合意した。

 ブルーエイジが実施する第三者割当増資を引き受け、約10億円を出資する。払込日は9月30日の予定。

 カナリーは若い世代を中心に利用が広がっている賃貸物件紹介アプリで、2025年までの3年間で約800万ダウンロードを見込んでいる。引っ越しのタイミングで家電・家具を購入する人が多いことから、ブルーエイジとの提携により若者向けのEC(インターネット通販)を強化する。

 また、ブルーエイジは不動産仲介業者向けに業務のデジタル化を支援しており、独自のエンジニアを抱える。ヤマダHDはブルーエイジとの提携によって、グループのDX(デジタル・トランスフォーメーション)を加速させる。

 今後、ブルーエイジ社内にDX推進チームを組成し、ヤマダHDのDXを支援する体制を整える。具体的にはECの強化とOMO(オンラインとオフラインの融合)、アプリの刷新や業務効率化ツールの開発、顧客データ活用基盤の整備などを進めていく方針だ。

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