近鉄百貨店、15年2月期は最終赤字に、業績予想を下方修正

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 近鉄百貨店は3月25日、2015年2月期連結業績予想を下方修正した。10億円の黒字を見込んでいた最終損益は、20億円の赤字(前期は9億6900万円の黒字)となりそうだ。売上げ不振の和歌山店(和歌山市)の店舗資産と研修センターとして利用してきた奈良県生駒市の施設について合わせて約27億円の減損損失を計上することが響く。

 昨年3月に全面開業した「あべのハルカス近鉄本店」の売上げが計画に届かず、売上高は前期比1.1%増の2800億円、営業利益は23.1%増の38億円となる見通し。従来予想を売上高が70億円、営業利益が3億円下回る。

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