【ココカラ】 タイで合弁会社、中国では東北部で初出店

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 ドラッグストア大手のココカラファインは5月30日、タイの大手企業グループであるTCCグループ傘下で消費財の製造・卸をしているBJCと合弁会社が設立した。BJC傘下のBJHインベストメント社が51%、ココカラファインが49%を出資して、バンコクに設立、日本からココカラファインのプライベートブランド(PB)を中心に商品を輸入し、タイ国内の小売業に卸す。BJCがASEAN域内に持つ販売網を生かして、他の東南アジア諸国にココカラファインのPBを供給することも視野に入れる。

 また、ココカラファインは同日、25%を出資する中国・大連市の「遼寧康心美商業連鎖」を通じて、大連市内にドラッグストアを出店した。現地の医薬品卸・成大方円や伊藤忠商事などと合弁で設立した遼寧康心美商業連鎖は遼寧・吉林・黒龍江の東北3省と河北省などで出店していく方針だが、今回が1号店となる。

 ココカラファインは2012年に上海市に100%子会社を設立、上海では同年5月に1号店を出している。

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