【ヨーカ堂】　ネットスーパーの13年度の売上高、30％増の520億円見込む

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 イトーヨーカ堂はネットスーパー事業の2012年度の売上高は約400億円だったが、今期は30％増の520億円を目指す。

 ７月３日に新潟県内の３店舗で新たにネットスーパーのサービスを導入、実施店舗は全国179店舗（６月末現在）のうち約８割の145店舗に広がる。同社は2001年に東京都江戸川区の「葛西店」でネットスーパーを開始、取り扱い品目数や配送頻度を増やすなどサービスの充実に努め、総会員数は現在約150万人に増加した。

 今回、サービスを導入するのは、新潟県の「直江津店」（上越市）、「丸大長岡店」（長岡市）、「丸大柏崎店」（柏崎市）の３店舗。すでに導入済みの「丸大新潟店」（新潟市）と合わせて同県内の全４店舗でネットスーパーが利用可能となる。

 取り扱い品目数は食品や日用品を中心に約３万アイテム。直江津店と長岡店は正午から午後９時までの１日６便、柏崎店は午後８時までの１日５便の配送体制を組む。注文から最短３時間で顧客の自宅まで商品を届ける。

 配送料は１回315円、買い物金額が4000円（７月９日までは1000円）以上で配送料が無料となる。