【ヨーカ堂】 新潟に全国8ヵ所目の専用農場、今年度中に10ヵ所に

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 イトーヨーカ堂は5月17日、新潟市に地元生産者との共同出資で農業事業会社「セブンファーム新潟」を設立、専用農場の運営を始めた。

 農場面積は3ヘクタールで、栽培品目はナス、ブロッコリー、枝豆、ホウレンソウなど露地野菜約10品目。初年度の収穫量は約50トンを見込む。収穫した野菜は新潟県内の「丸大新潟店」など4店舗で販売する。また、店舗で出た食品残さ(生ゴミ)を堆肥化して、専用農場で使用する循環型農業を行う。

 同社は2008年8月、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として千葉県富里市に農業生産法人「セブンファーム富里」を設立して、循環型農業を開始。その後、「セブンファームつくば」(茨城県筑西市)、「同 三浦」(神奈川県横須賀市)など全国7ヵ所の専用農場を拠点として循環型農業を展開しており、新潟が全国8ヵ所目。

 2013年度中には全国10ヵ所に拠点数を増やす予定で、専用農場の合計面積は約60ヘクタールにまで拡大する。

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