イズミ、2期連続で過去最高益を更新の見込み、14年2月期

2013/04/09 00:00
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 イズミ(広島市)の2014年2月期連結業績は営業利益が前期比2.7%増の287億円と2期連続で過去最高益を更新する見通しだ。前期の出店は2店舗(ブランド品専門店のエクセルを除く)のみだったが、今期は近隣型ショッピングセンターを中心に8店舗を出店、売上高を拡大しつつ、投資負担を吸収し増益を図る。売上高に当たる営業収益は4.0%増の5570億円を見込み、前期0.1%増(テナントを含む)だった既存店売上高は1.8%増を計画する。

 同社が発表した13年2月期連結業績は営業収益が3.8%増の5355億円、営業利益が15.2%増の279億円だった。パート・アルバイトの比率を高めて人件費を抑制したことで販売管理費率が0.8ポイント低下したことなどが増益につながり、08年2月期以来、5年ぶりの最高益更新となった。既存店売上高は直営では0.8%減とやや苦戦したが、テナントが1.5%増と健闘した。

 前期に計上した資産除去債務に関連する特別損失がなくなったことで、純利益は46.3%増の161億円と大きく伸びた。

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