スーパー事業強化に舵切る四国の雄フジ、5か年経営指標の変化は
愛媛県を地盤とし、四国4県のほか、広島県、山口県の中四国6県で店舗を展開するフジ。「中四国くらし密着ドミナント」を標榜する同社は、大型ショッピングセンターや総合スーパー(GMS)、食品スーパー(SM)、ディスカウントストア、衣料品専門店など多様な業態を展開しており、2021年2月期末の店舗数は98店舗となっている。
ほかの多くのGMS企業と同じく構造不況に苦しむ同社。近年の業績を見ると、売上高は3100億円ほどで停滞しており、直近期は減益が続いている。そこに2021年2月期はコロナ禍が直撃。SM事業が堅調に推移したことにより、営業収益はほぼ横ばいに踏みとどまったものの、営業利益は対前期比7.9%減の59億円に落ち込み、経常利益、当期純利益も減益に沈んだ。
事業を再び成長軌道に乗せたいフジが、今後の中核事業と位置づけるのは
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