日系有力小売が続々出店!東南アジア初の「ららぽーと」が果たす大きな役割とは
![マレーシアの首都クアラルンプールの一等地にオープンした「ららぽーとブキッ・ビンタン シティ センター」](https://diamond-rm.net/wp-content/uploads/2022/02/dcs220215_ChinaAsia_Trend_00-1.jpg)
東南アジアではコロナワクチンの接種がハイスピードで行われており、一時期の厳格な行動規制からワクチン接種を条件とした制限緩和が進みつつある。ポジティブな雰囲気とともに日常生活を取り戻しつつあるなかで、日系の小売企業の存在感も再び目立つようになっている。コロナ禍の逆境をチャンスととらえ、市場の開拓を推し進めようとする果敢な姿勢が見て取れるのである。
それを象徴するかのような出来事が、筆者が住むマレーシアで起きた。三井不動産(東京都)が、大型ショッピングモール「ららぽーとブキッ・ビンタン シティ センター(BBCC)」を、首都クアラルンプール市内の一等地に1月20日にオープンさせたのだ。延床面積は約13万300㎡、店舗数は約400店舗という超巨大モールで、現地メディアでも大々的に取り上げられている。
ニトリが東南アジア初進出!国内人気チェーンが一堂に
三井不動産が運営するららぽーとは中国や台湾などではすでに出店しており、その人気ぶりは筆者の耳にも入っている。しかし、意外にも東南アジアでは今回が初めての出店となる。なお、
チャイナ&アジアトレンド の新着記事
-
2025/02/05
インフルエンサー頼みはもう古い!中国で流行する新たなライブコマースの形とは -
2024/12/16
苦戦続きの中国のショッピングモール、二次元コンテンツが起死回生の一手に -
2024/11/18
不況で飲食店がバタバタ倒れる中国 FC飲食店は急増している理由とは -
2024/10/18
スタバが劣勢、ラッキンも抜く?中国カフェ「コッティ」したたかな戦略とは -
2024/09/21
アマゾンの成長減速の一因がシーイン、Temu の躍進だと言える理由 -
2024/08/15
無料ネイルサロン提供する異色の中国火鍋チェーン、次なる一手
この連載の一覧はこちら [49記事]
![チャイナ&アジアトレンド](https://diamond-rm.imgix.net/wp-content/uploads/2023/10/fe72aa435bea6f9f07d90bee23687f05.jpg?auto=format%2Ccompress&ixlib=php-3.3.0&s=fac8745a3f2e10b2387e3fe80408ba64)