インド競争当局、価格カルテルでビール2社に罰金

2021/09/27 11:00
    ロイター
    Pocket

    [ニューデリー 24日 ロイター] – インド競争委員会(CCI)は24日、国内のビール価格に関するカルテルを結んでいたとして、オランダの大手ハイネケン傘下のユナイテッド・ブリュワリーズと、デンマーク大手カールスバーグのインド現地法人に罰金を科した。

    罰金額は、ユナイテッドが75億ルピー(約1億0200万ドル)、カールスバーグ現法が12億ルピー(約1600万ドル)。

    CCIは長期にわたって調査を行い、2018年にオフィスへの立ち入り検査を実施した。世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)が、英SABミラーの事業買収後にインドでカルテルを確認したとCCIに報告したことが端緒となった。

    CCIはこの日出した最終命令で、両社への罰金について、検査協力を踏まえた減額後の金額だと明らかにした。

    カルテルを報告したABインベブは、罰金を全額免除された。

    関連記事ランキング

    関連キーワードの記事を探す

    © 2024 by Diamond Retail Media

    興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
    DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

    ジャンル
    業態