イギリスでアマゾン・フレッシュが増殖する理由と店舗サイズの妙

アマゾン(Amazon)の英国事業であるアマゾンUK(amazon.co.uk)が4月15日、「アマゾン・フレッシュ(Amazon Fresh)」の3号店をオープンした。

アマゾンが米国外で初めて、レジを通過せずに精算を済ませられる「ジャスト・ウォーク・アウト(JWO)」技術を使った店舗として、「アマゾン・フレッシュ」の店名で実店舗をロンドン・イーリング地区にオープンしたのは3月4日のことだ。それから2週間も経たない3月16日には、ウェンブリー・パークに2号店を出店し、さらにその1カ月後にはホワイトシティに3号店を出店したのだ。立地は3店舗ともロンドンの中心に極めて近い場所である。
初出店の際、アマゾンUKは「近いうちにグレーター・ロンドンに複数店舗を出店する」と公表した。しかし、アマゾンUKがJWO技術を使った「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」の出店用地を探していることが報道されてから(2018年10月時点では「アマゾン・ゴー」の店名で出店するとみられていた)1号店がお目見えするまでに2年半近くかかったこと、また新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大下ということもあって、まさかこのように立て続けに出店するとは予想していなかった。
店内での買物の仕組みは
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