テンセント、第3四半期は89%増益 ゲーム・広告が好調

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中国の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が12日発表した7─9月期決算は89%増益となり、予想を大幅に上回った。9月撮影(2020年 ロイター/Tingshu Wang)

[香港 12日 ロイター] – 中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が12日発表した7─9月期決算は89%増益となり、予想を大幅に上回った。ゲームや広告事業が好調だった。

利益は385億元(58億ドル)。リフィニティブがまとめた市場予想の平均は308億1000万元だった。 売上高は29%増の1254億元だった。

国内外の市場でビデオゲームの課金プレイヤー数の伸びが堅調だった。1─10月期には主力ゲーム「王者栄耀(オナー・オブ・キングス)」の世界の1日当たりのアクティブユーザー数が過去最高の1億人を記録した。

同社によると、新型コロナウイルス感染拡大が一服し、国内広告事業は平常の水準を回復した。ただ、クラウド事業や他の事業者向けサービスは、プロジェクトの進展や新規受注契約の遅れなどの影響を受けた。

同社は「売上高の前年比の伸び率は前期を下回るが、本質的には一時的なものだと考えている」と述べた。

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