ユーロ圏CPI、7月改定値は前年比+0.4% 速報と変わらず

ロイター
Pocket

スペイン・ポンテベドラの魚市場で買い物をする人
欧州連合(EU)統計局が発表した7月の消費者物価指数(CPI)改定値は前年同月比0.4%上昇し、速報値と変わらなかった。スペイン・ポンテベドラの魚市場で13日撮影。(2020年 ロイター/Miguel Vidal)

[ブリュッセル 19日 ロイター] – 欧州連合(EU)統計局が発表した7月の消費者物価指数(CPI)改定値は前年同月比0.4%上昇し、速報値と変わらなかった。6月は0.3%上昇だった。

変動の大きい項目を除いた各コア指数も速報値から変わらず。

欧州中央銀行(ECB)が注視する食品とエネルギー価格を除いたインフレ率は1.3%上昇。6月は1.1%だった。

アルコールとたばこも除いたインフレ率は1.2%。6月は0.8%だった。

JPモルガンはインフレ率加速について、フランスとイタリアにおけるサマーセール期間の後ずれが主な要因で、今後数カ月続くとは予想していないと指摘。今後はコア指数の伸び鈍化を見込んでいる。

ECBは中期的なインフレ率目標を「2%を下回る、近い水準」としている。

EU統計局によると、7月CPI改定値の前月比は0.4%低下。速報値は0.3%低下だった。

関連記事ランキング

関連キーワードの記事を探す

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態