合併効果とコロナで2期連続最高益 マックスバリュ東海の5か年経営指標の変化
マックスバリュ東海(静岡県)は、東海地方を中心に7県で展開するイオン(千葉県)傘下の食品スーパー(SM)だ。イオンが2019年2月期から進めるSMと総合スーパーの事業会社再編によって2019年9月、愛知・三重などで102店舗を運営するマックスバリュ中部を吸収合併し、店舗数は229店舗となっている(21年2月期末時点)。それまで2社で計7つあった屋号は、標準店の「マックスバリュ」、都心型小型店の「マックスバリュエクスプレス」、大型SMの「マックスバリュグランド」の3つに集約された。
21年2月期の連結業績は、営業収益3559億円(対前期比31.1%増)、営業利益117億円(同64.0%増)の増収増益。新型コロナウイルス(コロナ)感染拡大による内食需要を取り込み、マックスバリュ中部との合併効果により過去最高益を記録した前期実績を上回った。
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