増床で西日本最大級のSCに「イオンモール橿原」の新たな施設づくりを現地レポート
イオンモール橿原
〒634-0837 奈良県橿原市曲川町7-20-1
電話:0744-21-2111
JR万葉まほろば線「金橋」駅より徒歩10分
見どころ
▶オープンモール型の新エリア「ウエスト・ビレッジ」
▶資源循環モデルを掲げる世界最大級の「無印良品」
▶芝生広場を軸とした地域コミュニティの醸成
イオンモール(千葉県/大野惠司社長)は奈良県橿原市の広域型ショッピングセンター(SC)「イオンモール橿原」を拡張し、オープンモール型の増床エリアを3月1日に開業した。既存棟にも新規出店や移転・リニューアルしたテナントを6月上旬までに順次オープンする。
モール全体の敷地面積は約22万4000㎡と増床前の2倍に広がった。総賃貸面積は12万8000㎡と4万8000㎡増え、西日本最大級のSCとなった。増床によってさらに広域から集客し、年間来館客数を1050万人から1200万人に増やす考えだ。
新エリアとして「ウエスト・ビレッジ」を開業した。既存棟の南西側の道路を隔てた広大な土地を利用して、約700台の平面駐車場を囲むように低層階の外部棟を複数配置した。
既存棟に近い北側のゾーンには芝生広場「noNIWA(ノニワ)」が新設された。ペットと一緒にイベントを楽しんだり、食事をしたりと自由に過ごせる空間として、地域の人々が集い、コミュニティを育む場と位置づける。
広場周辺には
新店レポート ピクトリアル の新着記事
-
2025/04/21
店舗空白エリアでヤングファミリーをねらう「ヤオコー綾瀬店」の売場を解説! -
2025/04/19
原信の最新店「阿賀野店」の売場づくりとMDを徹底レポ―ト! -
2025/04/19
イオンリテールの新店「そよら入曽駅前」が志向する“コミュニティ型SC”の全貌 -
2025/04/05
増床で西日本最大級のSCに「イオンモール橿原」の新たな施設づくりを現地レポート -
2025/04/05
16年ぶりに千葉県に新規出店!「コープ幕張駅北口店」の売場を解説 -
2025/04/05
ヨークベニマルの新旗艦店「西ノ内店」の売場、商品を徹底解剖!
この連載の一覧はこちら [264記事]

イオンモールの記事ランキング
- 2025-04-02イオンも新たな再編! イオンモール、イオンディライト完全子会社化の背景とは
- 2020-01-10【再掲】イオンモール吉田 昭夫社長 小売発想の編集力に磨きをかけ「ライフデザインデベロッパー」になる!
- 2021-10-2810月27日、東海地方でイオン初のスマートストア「イオンスタイル名古屋則武」オープン!
- 2023-12-04イオンモール新業態「デュ アオーネ」の売場作りをレポート
関連記事ランキング
- 2025-05-02第113回 SCとは、”商業テナント縛りの不動産賃貸業”である
- 2025-04-18第112回 2025年、装置産業としてSCが取り掛かるべきこととは
- 2025-03-31バローHD「D・S戦略」の集大成! 注目旗艦店「多治見店」の売場を解剖
- 2025-03-26売上高1兆円超え!イオンのPB「トップバリュ」はなぜ快進撃を続けるのか
- 2025-04-04第111回 ショッピングセンターの減少と小型化が進む理由とは
- 2025-03-31ヨークパークの 前哨戦 ?ヨークベニマル古河店のMDを徹底調査
- 2025-03-21第110回 ショッピングセンターの「同質化」が必然である理由
- 2025-04-19イオンリテールの新店「そよら入曽駅前」が志向する“コミュニティ型SC”の全貌
- 2025-03-25物価高でPBに変化と進化の兆し 「買いたくなる」商品の条件とつくり方とは
- 2025-03-28物価高で存在感急拡大! 加盟店売場から見た「CGC商品」の底力とは