エイチ・アイ・エス、今年度318億円の最終赤字に 需要回復せず

ロイター
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羽田空港でアルコール消毒をする人
エイチ・アイ・エスは25日、2020年10月通期の連結業績が318億円の純損失(前年同期は122億円の黒字)になる見通しだと発表した。写真は羽田空港、6月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 25日 ロイター] – エイチ・アイ・エスは25日、2020年10月通期の連結業績が318億円の純損失(前年同期は122億円の黒字)になる見通しだと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で渡航制限が世界的に続き、旅行需要の回復が限定的なものにとどまっているため。

同社は今年3月、コロナ禍で業績予想が算出困難として、いったん見通しを撤回していた。

未定としていた期末配当は無配とする。前年同期は1株33円だった。

売上高は前年同期比47%減の424億円、営業損益は367億円の赤字(前年同期は175億円の黒字)に転落する見通し。

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