サントリーとユニ・チャームが鉄道による共同輸送を開始、静岡ー福岡間で

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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共同物流(サントリーとユニ・チャーム)
週1回の共同輸送につき、CO2排出量を両社合計で年間約2トン削減できるとしている。 画像はプレスリリースより

サントリーMONOZUKURIエキスパート㈱とユニ・チャーム㈱は、物流における環境負荷低減を目指し、2月中旬から静岡―福岡間の鉄道コンテナによる商品輸送の一部を共同で実施する。

今回の共同輸送実現により、重量荷物であるサントリー飲料全般と軽量荷物であるユニ・チャームの衛生用品をコンテナに同載し、各物流センターに輸送する。年間を通じて物流量のピークが異なる両者の組合せは、積載効率を上げられるだけでなく、週1回の共同輸送につきCO2排出量を両社合計で年間約2トン削減できるとしている。

近年、人手不足、配送量の増加、働き方改革への取り組みなど、持続可能な物流の実現が重要な課題となっている中、これまでもサントリーは他社との共同物流に積極的に取り組んでいる。今後も物流最適化・環境負荷低減・働き方改革の推進などの課題に対し、さらなる取り組みの強化を進めていくとしている。

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