イオン、グループ商品調達機能をイオンリテールからイオン商品調達に移管

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イオンは9月28日、イオンリテールが担っているグループ商品調達機能を5月に設立した新会社「イオン商品調達」(千葉市)に移管すると発表した。2018年10月28日、大阪で撮影(2019年 ロイター/Thomas White)

 イオンは9月28日、イオンリテールが担っているグループ商品調達機能を5月に設立した新会社「イオン商品調達」(千葉市)に移管すると発表した。ナショナルブランド(NB)商品や輸入生鮮食品を中心に、グループ事業会社の商品調達機能を一本化する。

 イオン商品調達は、イオンリテールからグループ商品調達機能を吸収分割方式により承継し、11月から本格始動する。グループの仕入れボリュームを最大限に活用し、取引先や生産者との商談の集約、グループ各社の共通作業の集約を進め、コスト削減と業務効率の改善を図る。2021年には1兆円の共同調達の実現を目指す。

 イオンは2007年5月にイオン商品調達を設立し、NB商品を中心としたグループ共同調達に取り組んでいたが、事業会社の自立的経営と地域密着経営の観点から15年5月末に同社を解散。同年6月からイオンリテールがグループ商品の調達を担っていた。

 今回は改めてイオン商品調達を設立、商品調達面でのグループシナジーを追求する。

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