「バイヤー必見!今行くべき専門店」第8回  人気の高まる中華総菜で差別化! 参考になる店3選

2020/08/17 05:58
「ホットペッパーグルメ外食総研」上席研究員 有木 真理

時代のニーズに対応するべく食品スーパー各社が開発に注力する総菜部門。そうしたなか最近、メニューの広がりを見せるのが中華総菜だ。日本人にすでに馴染みが深く、かつ家庭でつくるにはひと手間かかるメニューが多いため、総菜としての人気が高まっている。そこで今回は、メニュー開発の参考にしたい中華メニューを提供する専門店を紹介する。

 ※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、営業日時を変更している場合があります。詳細は、各店舗のホームページや公式SNSでご確認ください。

差別化を図るのが
困難なジャンル

 中華といえば、すでに日本人にとって馴染み深い料理ジャンルの1つです。

 餃子やラーメン、八宝菜や酢豚の定食など低価格なスタイルから、フカヒレや北京ダックなどの高級店まで、外食の業態も幅広くあります。また、外食のみならず中食や内食など、さまざまなシーンで気軽に楽しめるため、今や国民食といっても過言ではないメニューも数多く存在しています。 

 一方で、差別化することが困難なジャンルであることも事実です。「出来たて」にこだわるメニューが多く、流通小売業界の商品開発においても特徴の出しにくいジャンルなのではないでしょうか。今回はそうしたなかでも、参考になるメニューを提供しているお店を紹介します。

①「パリッ」とした皮が特徴の
餃子専門店「えびすの安兵衛」

東京都・恵比寿で営業する 「えびすの安兵衛」
東京都・恵比寿で営業する「えびすの安兵衛」

 餃子は、中華のなかでもとくに日本人に親しまれているメニューです。

 こちらのお店は高知県で夜な夜な行列をつくるほど人気の屋台スタイルの餃子専門店が、東京に出店している店舗です。東京ではほかに目黒にも店を構えています。

 同店の看板商品の1つである「屋台餃子」は、外側の皮はパリッと、中身の具はジューシーなのが特徴です。

 食品スーパーの餃子は、どちらかと言えば食感はしっとりとしたものが多いように感じます。もちろんそれも十分に美味しいのですが、そのなかで「パリッ」とした食感を打ち出す餃子を提案すれば、差別化につながるのではないでしょうか。

 また同店ではピーマンのおつまみなど、餃子がいくらでも食べられるような箸休めも秀逸です。食品スーパーでも、餃子に合うおつまみメニューを販売するのも面白いかも知れません。

薄くパリッとした食感の皮が特徴。小ぶりで女性にも食べやすい大きさだ
薄くパリッとした食感の皮が特徴。小ぶりで女性にも食べやすい大きさだ

 「えびすの安兵衛」
所在地   東京都渋谷区恵比寿4-9-15 萩原ビル 1F
営業時間   16:00~25:00 
定休日   なし

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