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日本生協連
「全国産直研究交流会」を開催
産直に関わる生協・生産者団体、流通事業者を対象に、2月14日・15日の2日間、「全国産直研究交流会」を開催した。研究交流会の活動報告や、「青果」「米」「畜産」「水産」などの分野別、「産地交流」「人材育成」「農福連携」などのテーマ別にグループをつくり、産直産地の取り組みや課題、共有する悩みなどの解決に向け、組合員や生協職員と意見交換を行った。
JMホールディングス
<中間決算>増収も営業・経常利益は減益
2025年7月期第2四半期決算(連結24年8月1日~25年1月31日)は、売上高が対前年同期比6.7%増の928億円、営業利益が同4.9%減の49億円、経常利益は同5.4%減の50億円となり、増収となったものの営業・経常利益については前年同期を下回った。
中間連結会計期間は、スーパーマーケット事業、外食事業の既存店売上高が順調に推移したことで増収を達成。一方、大阪エリアへの新規出店などで一過性の費用が発生したことや、米を中心とした食品などの相場高が影響し、売上総利益率は前年同期より0.45ポイント低下して28.23%となり、売上総利益は12億円増にとどまった。また、販売費および一般管理費が15億円増えたことから、2億円の営業減益につながった。
スーパーマーケット事業(ジャパンミート生鮮館、ジャパンミート卸売市場、パワーマート、食肉卸売センターMEAT Meet、肉のハナマサ、スーパーみらべる)の売上高は905億円だった。前年に比べて57億円増(6.8%増)となったが、セグメント利益(営業利益)は3億円減(6.1%減)の46億円と伸び悩んだ。
中間期の新規出店は、「肉のハナマサPLUS」を大阪市に3店舗を出店し、神奈川県川崎市に1店舗を出店。スーパーマーケット事業における中間期末の店舗数は108店舗となり、前中間期末より3店舗増加した。
なお、25年7月期の連結業績については、売上高で対前期比4.4%増の1800億円、営業利益で同8.2%増の99億円、経常利益で同7.3%増の100億円、純利益で同13.4%増の62億円を計画し、増収増益の決算を予想した。