週刊スーパーマーケットニュース ヤオコー、持株会社体制へ移行

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ヤオコーが、2025年10月1日を効力発生日とする単独株式移転によって、持株会社「株式会社ブルーゾーンホールディングス」の完全子会社となる。小商圏高頻度来店を企図した「豊かで楽しく健康的な食生活提案型」のライフスタイル業態と、広域の顧客の「まとめ買い」ニーズに対応したディスカウント業態の2つのフォーマットを深化させることで、地域のシェアアップを図り、各社が独立運営によって独自の「強み」を磨くことを基本戦略にした。また、業務執行部門の各事業会社部門については権限と責任を明確にし、意思決定の迅速化、事業責任の明確化を図ることで、グループ全体の競争力の強化をめざしていく。持株会社については、「グループ売上高1兆円」に向けた基盤づくりを進めるため、M&A・新規事業開発・ESG対応などのグループ経営の戦略立案、グループ全体のリスク管理、管理部門のシェアードサービスの3つの機能を担っていく。(1月10日~16日までのニュースをまとめました)

ヤオコー

東急ストア
廃食油の回収拠点を拡大

 日本航空(JAL)が推進する「すてる油で空を飛ぼう」に賛同し、家庭から出る廃食油の回収を「大森店」で行ってきたが、118日から「蒲田プラザ店」「上池台店」「久が原店」でも開始。順次、実施店舗を拡大していく。廃食油はSAFSustainable Aviation Fuel :従来の航空燃料と比べて温室効果ガス排出量の大幅な削減が期待できる航空燃料)の原料としてリサイクルされる。

東武ストア
初の初競りチャレンジで「青森県大間産天然生本まぐろ」を落札

 15日の東京・豊洲市場の初競りで競り落とした「青森県大間産天然生本まぐろ」を、東京・千葉・埼玉の16店舗で競り当日、新年特別企画として販売した。落札した大間産生本まぐろは、競り前日に大間漁港に水揚げされた1133㎏の大型サイズ。

アルビス
「食卓応援企画」を継続実施

 第9弾となる「食卓応援企画」を111日から331日まで開催。この時期に購入頻度が高まる旬の商品や備蓄に適した商品を中心に、300品目を価格据え置き・値下げして提供していく。対象商品は、牛乳、パン、ヨーグルトなどに加え、ストック需要商品としての冷凍食品、レトルト食品、アイスクリームやポケット菓子などについては商品数を増やし、生鮮部門では季節に応じた食材や需要の高い商品を選定した。

アオキスーパー
「安否確認サービス2」を導入

 大規模地震など災害発生時に迅速で正確な従業員の安否確認を実現するため、1月から新たにトヨクモ(東京都品川区)の安否確認システム「安否確認サービス2」を導入。従来のシステムが人事システムと連携していなかったことから、今回、18年から運用しているクラウド人事労務管理ソフト「SmartHR」に連携させ、「SmartHR」の登録情報をワンクリックで同期化することで、最新の在籍者情報を管理できるようにした。これにより、災害発生時に迅速に安否確認や出勤可否の集計を行い、店舗の早期営業再開など食のインフラとしての使命を果たせるようにした。

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