ナフコ 第3四半期営業利益は38.7%減

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ナフコは11月28日、長崎県大村市のホームプラザナフコ大村店敷地内に、新業態のワークカジュアルスタイル型専門店「フィールスカイ大村店」をオープンした。

 ナフコ(福岡県)が1月26日に発表した2024年3月期第3四半期決算(非連結2023年4月1日~12月31日)は、売上高が前年同期比4.5%減の1,521億円、営業利益は38.7%減の58億円と落ち込んだ。

 第3四半期累計期間、資材・DIY・園芸用品、生活用品、家具・ホームファッション用品の部門強化に注力。また、PB商品の拡充も行って、消費者の生活を応援する商品やサービスの提供に取り組んだ。

 資材・DIY・園芸用品は、除草剤や刈払機などの除草関連商品や、夏場の猛暑の影響で水道用品部門の散水関連商品が好調だったが、第3四半期以降は気温が高めに推移したことから、防寒衣料や防寒用品が苦戦。売上高は5.6%減の704億円に止まった。

 生活用品は、猛暑により飲料需要が増したことで食品部門が好調に推移。また、洗濯用洗剤や殺虫剤の販売も好調だった。一方、暖冬の影響もあり、暖房用品などの季節用品部門が苦戦し、売上高は2.5%減の397億円と低迷。家具・ホームファッション用品は、暖冬によりコタツなどの販売が不調で、8.3%減の282億円となった。

 売上総利益は7.5%減の508億円。販管費は1.0%減の453億円に圧縮されたが、売上高の落ち込みにより、営業利益が前期より36億円減少した。

 3月期の通期業績については、売上高が1.1%減の2,000億円、営業利益は24.1%減の70億円、経常利益で23.2%減の74億円を予想している。

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