ナフコ

PB強化と店舗改装を進めて収益改善をめざす

ホームセンターの「ホームプラザ ナフコ」と、家具小売店舗「TWO-ONE STYLE」、家具店とホームセンターの両方の機能を備えたコンビネーションストアーを出店する。出店エリアは九州エリアを中心に西日本で店舗網を築いているが、近年では、東日本で、宮城県、栃木県、富山県にまで進出、37府県にまで拡がっている。

2022年３月期の業績は、営業収益2065億円（対前期比11.9％減）、営業利益120億円（同34.1％減）の減収減益だった。営業収益はコロナ禍前の20年３月期を下回った。客数が12.0％減と前期を大きく下回ったことが響いた。売上規模ではHC業界6位。期末店舗数は359店舗。

PB商品の強化を進めており、売上高構成比は42.7％と同5.5ポイント増と順調に拡大している。とくに、家具・ホームファッション用品のPB比率は７割に近づいている。新たな売場づくりにも取り組む。デザインや売場レイアウトを一新した１号店「ホームプラザナフコ八女インター店」（福岡県八女市）を皮切りに、「同東鳥取店」（鳥取県鳥取市）、「同日田店」（大分県日田市）と増やしている。また、作業服専門業態だった「フィールスカイ」はアウトドア専門業態へと業態転換させている。