ナフコ、2022年2月期減収減益も、今期は反転見込む

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　ナフコの2022年3月期の売上高は2065億円、営業利益は120億円だった。

　同社は、前期から「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、前年同期比は単純に比較できないが、同社によると同会計基準で売上高は71億円、営業利益は4600万円減少しているとしており、これらの差異を勘案すると、売上高は前年同期比で11.9％減、営業利益は34.1％減となる。

　PB比率が42.7％と前期から5.5ポイント(pt)アップし、粗利益率に相当する売上総利益率が0.4pt改善して34.8％と過去最高値となったものの、販管費率が2.5pt悪化して29.1％となったことで、大幅な減益となった。

　23年３月期の通期予想は、売上高2081億円（前年同期比0.8%増）、営業利益128億円（同6.6%増）、経常利益132億円（同5.0％増）、当期純利益80億円（同0.5％増）を見込んでいる。