イオン 第3四半期は増収・2ケタ営業増益

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〔写真説明〕イオンのロゴ(AFP時事)

 1月12日にイオン(千葉県)が発表した2024年2月期第3四半期決算(連結2023年3月1日~11月30日)は、営業収益が前年同期比4.5%増の7兆258億円、営業利益は26.8%増の1,428億円と好調に推移した。

 第3四半期は営業収益、段階利益とも想定水準を確保し、連結累計期間では営業収益、営業利益、経常利益が過去最高を更新。純利益は200億円を超える改善によって5期ぶりに黒字化して183億円となった。また、連結累計期間の報告セグメント全企業が増収となり、営業利益については小売事業で損益改善が300億円を超えた。

 GMS事業では、イオン九州が統合シナジーを発揮し、営業収益、各段階利益とも過去最高を更新。SM事業については、DXによる店舗オペレーションの効率化と水道光熱費の削減で大幅な増益となり、まいばすけっとがトップバリュの価格優位性で集客力をアップ。また、いなげやを連結子会社化して首都圏のドミナント強化も図った。

 同社では今回の業績を踏まえ、通期連結業績予想を修正、営業収益は前回予想から1000億円増の9兆5000億円(前期比4.2%増)、営業利益は同200億円増の2400億円(同14.4%増)とした。

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