名古屋の百貨店、9月の売上高12.6%増=秋の食品催事が好調

時事通信社
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名古屋市の百貨店
(i-stock/Nirad)

 名古屋市内に主要拠点を置く百貨店が2日発表した2023年月の売上高(速報)は、合計で前年同月比12.6%増の333億1600万円だった。秋限定の食品催事では和洋菓子や海産物を使った商品が伸びた。また残暑によりサングラスや、日焼け止めなどの夏物商品の売り上げも好調だった。

 ジェイアール名古屋高島屋は16.7%増の151億1200万円、松坂屋名古屋店は9.2%増の90億2400万円、名古屋三越(2店)は7.6%増の63億0800万円、名鉄百貨店の本店は14.3%増の28億7200万円だった。

 ジェイアール名古屋高島屋では、ラグジュアリーゾーンの改装などの効果でバッグや財布などの小物が好調に推移した。名鉄百貨店では屋上ビアガーデンが前年同月比の約3.8倍と売り上げを押し上げた。

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