台風7号で集配停止や遅延=百貨店、コンビニは臨時休業―西日本・東海

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ヤマト運輸の配達員
〔写真説明〕ヤマト運輸の配達員(資料)

 佐川急便は14日、台風7号の接近・通過で大雨や強風が予想されることを踏まえ、大阪と兵庫、和歌山、奈良、京都、滋賀各府県全域と三重県の一部で、15日の荷物預かりと配送を停止すると発表した。四国、中国、東海、北陸各地方でも集配に遅れが生じる可能性があるとしている。

 日本通運も、15日は大阪、兵庫、和歌山、奈良、京都、滋賀各府県全域で、国内航空便の集配と電話受け付け業務を停止する。

 一方、ヤマト運輸は、台風7号の影響により、近畿地方と徳島、香川、高知各県での配送に「遅延が発生する」と説明。遅延への了承を得た上で荷物を預かる。

 阪急阪神百貨店は阪急うめだ本店など関西にある11店舗を、近鉄百貨店は関西、東海エリアにある13施設全てを15日は臨時休業とする。「ジェイアール名古屋高島屋」など名古屋市内の百貨店も相次ぎ臨時休業する予定だ。

 セブン&アイ・ホールディングスも14日夕、傘下のコンビニエンスストア「セブン―イレブン」の関西エリアにある約160店舗の計画休業を発表。傘下のスーパー「イトーヨーカドー」も、大阪府と兵庫県の7店舗で15日の休業を決めた。

 石油元売り大手のENEOSは、静岡県内への、船舶によるガソリンなど石油製品の輸送に大幅な遅延が生じた。十分な在庫が確保できず、休業している給油所も多く出ているという。船舶による輸送再開は17日ごろを見込む。  

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