【イオン】 地方子会社が相次ぎ業績下方修正、売上げ伸び悩む

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 イオンの地方子会社が相次いで2014年3~8月期の業績予想を下方修正した。消費税率引き上げの影響が続いたほか、西日本の店舗では夏場の天候不順で季節商品が伸びなかった。また、増税後の節約志向への対応として一部商品の価格を据え置いたり、値下げをしたりした影響で粗利益が増えなかった。

 総合スーパー子会社のイオン九州は3~8月期の営業利益が期初予想を17億5000万円下回り19億円の赤字(前年同期は1億9900万円の赤字)となりそうだ。食品スーパー子会社のマックスバリュ(MV)西日本は営業利益が期初予想より6億6600万円少ない8億3300万円(前年同期比42.0%減)、MV東北は2億7800万円の下方修正で2億2200万円(11.6%減)となる見通し。

 ただ、下期は売上げが回復基調に向かうとみて3社とも15年2月期通期の業績予想は据え置いた。

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