JR大阪三越伊勢丹、店舗面積を大幅削減、SC「ルクア」と一体運営

2014/01/23 00:00
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 三越伊勢丹ホールディングスと西日本旅客鉄度は1月21日、両社の共同出資会社が運営するJR大阪駅直結の百貨店「JR大阪三越伊勢丹」(大阪市)について店舗面積を大幅縮小し、隣接する専門店ビル「ルクア」と一体運営する都市型ショッピングセンター(SC)として再生する計画を明らかにした。

 JR大阪三越伊勢丹は2011年5月に開業。初年度売上高550億円を目標としていたが、約300億円にとどまるなど極度な不振が続いており、好調な「ルクア」と一体化させることで建て直しを図る。同店の売場面積は約5万平方メートルだが、これを約3万3000平方メートルに縮小したうえで、専門店をテナントとして導入する。百貨店はSCの核テナントの位置づけとなり、売場面積を2万平方メートル程度に小型化する。

 14年夏から改装工事に着手して、15年春の新装開業を予定する。新たな施設名については未定としているが、ルクアと合わせて売上高は約3割増の800億円を目指す。

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