【イオン】営業収益5兆2000億円で国内トップに、12年2月期

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 イオンの2012年2月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前期比2.1%増の5兆2061億円となり売上高で国内小売業のトップに立った。前年に売上高首位だったセブン&アイ・ホールディングスは、米国子会社7-イレブン・インクの会計基準変更が影響し、12年2月期の営業収益が6.5%減少、4兆7863億円だった。

 13年2月期の営業収益は、イオンが前期比8.5%増の5兆6500億円、セブン&アイが5.7%増の5兆600億円を見込んでおり、その差は5900億円に広がる。昨年買収した食品スーパーのマルナカと山陽マルナカや完全子会社化したイオンタウン(旧ロックタウン)が通年で寄与し、営業収益を押し上げる。

 ただ、営業利益では12年2月期でイオンが1956億円(13.5%増)、セブン&アイが2920億円(20.0%増)と1000億円近い開きがある。13年2月期の営業利益予想でも、イオンの2100億~2200億円に対して、セブン&アイが3150億円とその差は縮まらない。

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