【パルコ】大分パルコを来年２月閉鎖、九州１号店

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　パルコは２月24日、「大分パルコ」（大分市）を2011年２月末で閉鎖すると発表した。同店の売上高は10年２月期見込みで約40億円とピーク時の３分の１近くに落ち込んでおり、11年４月で賃貸契約が満了となるのを機に閉店することを決めた。

　同店は1977年に旧西友大分店から業態転換して開業、パルコとしては九州１号店だった。売場面積は約１万5000平方メートルでJR大分駅前に立地しており、大分市街地の中心的な商業ビルとなっている。

　パルコは今年３月19日に福岡市・天神に九州の旗艦店となる「福岡パルコ」をオープンする予定で、大分パルコ閉鎖後は「熊本パルコ」（熊本市）と合わせて九州で２店舗体制となる。

　同社は大分パルコについて10年２月期第２四半期ですでに約１億3000万円の減損損失を計上しているが、閉鎖損として約３億円の特別損失計上を見込んでいる。