Jフロント、輸入雑貨店「プラザ」運営会社の株式を追加取得

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 大手百貨店のJ.フロントリテイリングは3月28日、輸入雑貨店「プラザ」(旧ソニープラザ)などを運営するスタイリングライフ・ホールディングス(東京・港区)の株式を追加取得すると発表した。

 東京急行電鉄が保有している8%を買い取る。同社は2月25日にスタイリングライフの株式の40.5%をソニー、三井物産、千趣会の3社から取得することを発表しており、追加取得分を合わせると出資比率は48.5%となる。株式取得日は3月30日の予定。

 スタイリングライフの親会社は株式の51%を保有する東京放送(TBS)ホールディングスで、JフロントはTBSと協力しながらスタイリングライフの業績向上を目指す。

 スタイリングライフの売上高は736億円(2010年3月期)で、営業利益は10億円。同社はソニーの小売関連事業5社が統合分離される形で2006年5月に設立、日興プリンシパル・インベストメンツがソニーから株式を買い取って親会社となったが、08年にTBSに転売した。

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