小売店舗、新規オープンの延期相次ぐ、震災の影響で

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　大震災の影響を受けて首都圏では小売り店舗の新規開業の延期が相次いでいる。

　東京急行電鉄グループは３月17日に開業を予定していた大型商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」（東京・世田谷区）について、３月19日に開業を延期した。食料品店などは「当初予定していた商品構成には及ばない状況」にあるほか、東京電力が行う計画停電の影響で営業日や営業時間を変更する可能性もある。

　ファーストリテイリングは傘下のGOVリテイリングが展開する低価格衣料店「ジーユー」の東京都内初の旗艦店「ジーユー池袋東口店」（東京・豊島区）の開業日を４月１日から28日に変更した。

　また、JR東日本リテールネットは駅構内の商業施設「エキュート上野」を３月24日に、「エキュート品川サウス」を29日に開業する予定だったが、共に延期した。エキュート上野は３月24日以降、エキュート品川サウスは４月５日以降、準備が整った店舗から順次開業するという。