【ヤマザワ】今期は宮城県内で2店舗出店、売上高1000億円到達の見込み

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 食品スーパーのヤマザワ(山形市)は、宮城県での出店を強化する。2012年3月期は10月以降に宮城県大崎市で「古川北店(仮称)」(売り場面積1983平方メートル、年商予定17億円)、仙台市内に「仙台中山店(同)」(1471平方メートル、15億円)を新設する。

 同社の店舗数は11年3月末現在、山形県が43店舗、宮城県が19店舗。11年3月期も宮城県内で「塩釜中の島店」(塩釜市)と「白石東店」(白石市)の2店舗をオープンした。県別の売上高は山形県の564億円に対し、宮城県は207億円。今後は市場規模の大きい宮城県内での出店を強化し、売上げ増につなげる。

 12年3月期の売上高は前期より9.9%増えて、1000億円に達する見込み。営業利益は6.2%増の27億円を見込む。

 同社が発表した11年3月期の業績は、売上高が909億円(1.5%増)、営業利益が25億円(13.9%増)だった。東日本大震災による建物や商品の被害として9億円を特別損失として計上したことなどから、純利益は36.0%減の7億円となった。

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