イトーヨーカ堂、冷凍食品包装のリサイクルに向けた実証実験を開始

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イトーヨーカ堂、アミタ、TOPPAN、ニチレイフーズのロゴ
(画像)イトーヨーカ堂・ニュースリリースより

 イトーヨーカ堂(東京都)、アミタ(東京都)、TOPPAN(東京都)、ニチレイフーズ(東京都)の4社は、冷凍食品包装フィルムの店頭回収を行い、回収したプラスチックをクリップなどの樹脂加工品にリサイクルするための実証実験を10月29日からイトーヨーカドー大森店(大田区)で開始する。

 この実証実験では、消費者が家庭で事前に洗浄・乾燥した冷凍食品包装(フィルム)をイトーヨーカ堂の店舗で回収し、使用済みの冷凍食品包装(フィルム)のリサイクル化に向けた技術検証を行うと同時に、消費者とのコミュニケーション手法や効率的な回収スキームを検証する。

 冷凍食品業界の大手であるニチレイフーズでは、冷凍食品包装(フィルム)のリサイクル実証を開始する。

 そして、本プロジェクトの円滑な運営を目的に、複雑な廃棄物処理法に関する知見や資源循環スキームの構築を強みとするアミタ、パッケージ事業におけるリサイクル関連技術の開発や認知促進コミュニケーションツールの開発を得意とするTOPPANもパートナー企業として参画した。

 さらに、イトーヨーカ堂では店舗に回収BOXを設置し、消費者への認知活動やコミュニケーションの役割を担うため、同プロジェクトへ協力する。

■本実証実験の概要
実証開始日:2024年10月29日(火)
実証テーマ:冷凍食品包装(フィルム)のリサイクル
回収場所:イトーヨーカドー大森店
目標:冷凍食品包装(フィルム)の分別回収を通じた、水平リサイクルの実現に向けた課題の抽出

冷凍食品パッケージの循環モデル構築「ゴールイメージ」
(画像)イトーヨーカ堂・ニュースリリースより

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