23年10月15日号 バローホールディングスのすべて!

DCS10.15表紙バローホールディングスの成長戦略が加速しています。中核事業の食品スーパーでは競争力の高いフォーマット「デスティネーション・ストア」の多店舗化を実現、さらには売上が相対的に低い既存店の収益性を改善する「ネオD・S」化にも着手しています。 今後の成長戦略、競争戦略、SMの商品政策や最新の売場づくり、バローHDが進めるバリューチェーンの革新に向けた取り組みなどについてキーマン、トップに取材するとともに、各種調査を行い、「バローHDのすべて」に迫りました。

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編集後記

 SM「バロー」の競争力について、バローHD(当時の社名はバロー)が異変に気づいたのは2015年3月期頃。その後幾度のトライアルと改善を重ね、「デスティネーション・ストア」という明確な方向を公に打ち出したのが20年3月期。200店以上の既存店を抱える企業の戦略変更は、オペレーションの変更を含め「数字として」表れるまで長い時間と膨大なコストがかかります。これをやり切ったわけです。異変を感じたらすぐに取り組む、時間・コストがかかることを恐れない、成功するまで仮説・検証を繰り返しやり切る、などどれも鉄則ですが、われわれが学ぶべきことは多いです。

阿部

 最近、ノンアルコールビールをよく飲むようになりました。健康のためでもあるのですが、単純に「飲み物としておいしい」と感じ始めたことが大きいです。もともと水のように飲める軽い飲み口のビールが好きだったこともあり、ノンアルビールのさっぱりとした感じは割と好みに近かったのです。最近ではむしろ、ふつうのビールが重たく感じるようになりました。「ソバーキュリアス」なんてトレンドもあることだし、いっそ酒なんていらないのでは?……といったことをこの前、芋焼酎ソーダ割・メガサイズを居酒屋で傾けながら友人と話していました。

雪元

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