32億円めざす3号店 ブランデ三郷店の売場づくりを徹底解説!
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都/藤田元宏社長、以下:U.S.M.H)傘下のカスミ(茨城県/塚田英明社長)は6月20日、埼玉県三郷市に「体験型SM(食品スーパー)」を志向するカスミの新業態「BLΛNDE三郷店」(以下、三郷店)をオープンした。BLΛNDEとしては「つくば並木店」「研究学園店」(いずれも茨城県つくば市)に続く、およそ2年ぶり3店舗目の出店で、埼玉県には初進出となる。
BLΛNDE三郷店(カスミ)
〒341-0024 埼玉県三郷市三郷1-3-1
電話:048-954-9055
JR武蔵野線「三郷」駅より徒歩で約3分
売場面積は3000㎡超!
BLΛNDEは、カスミが推進するリアル店舗改革の中で開発した「体験型SM」である。1店舗目のつくば並木店は、「食と健康美」をテーマにドラッグストアを併設、2店舗目の研究学園店は「フードスペシャリティストア」をコンセプトに掲げ食品に特化するなど、店舗ごとに売場づくりの方向性は異なる。そして3店舗目となる三郷店は、店で過ごす時間を楽しむ「滞在性」に重点を置いているのが特徴だ。
三郷店は、JR武蔵野線「三郷」駅の南口からすぐ、カスミが核テナントとして入っていた商業施設「ワオシティ三郷」の跡地に開業した。建物は3層構造で、1階にはファストフード店、2階に三郷店とドラッグストア、100円ショップ、3階にはジムや美容室が入居する。開発主はカスミで、施設全体を「BLΛNDE」と総称する。また、隣接地には総戸数196戸のマンションが建設されており、7月から入居を開始する予定である。
三郷店の売場面積は3044㎡で、カスミ全体で見ても最大級の規模を誇る。またバックヤードの面積も標準的な店舗と比べて約3倍の大きさである。これは
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