スキマバイトの「タイミー」が運営支援! ワタミがサブウェイの新旗艦店でめざすこととは
大手居酒屋チェーンのワタミ(東京都/渡邉美樹会長兼社長)は4月10日、神奈川県横浜市に「サブウェイ ヨコハマベイサイド本店(以下、ベイサイド店)」をオープンした。同社は24年10月に世界最大級のサンドイッチチェーンブランドのサブウェイと、マスターフランチャイズ契約を締結。その体制下で出店した初の直営店かつ旗艦店となる。同店は、新たな内装デザインやワタミの他のブランドのノウハウを生かした新メニューを多数導入。また、業務提携を結ぶスキマバイトサービスを運営するタイミー(東京都/小川嶺社長)経由で採用した人材が店舗運営を担うなど、さまざまなチャレンジを行う注目店舗だ。

直営店舗のモデルとなる旗艦店をオープン!
ワタミは、24年10月に日本サブウェイ(東京都/阿相智久社長)を子会社化し、アメリカのサブウェイ社と日本国内での直営店の出店に加えて、フランチャイズを募集する権利を得るマスターフランチャイズ契約を締結した。その後、初めての直営店として出店したのがベイサイド店である。みなとみらい線「馬車道」駅から徒歩3分に位置し、店舗面積は135.5㎡、43席を備える。

ワタミの渡邉会長兼社長は「コロナ禍で、ファストフード業態は外食産業の中でもダメージが比較的小さいことが明らかになった。だからこそ、ワタミはサブウェイを軸に、国内の外食事業をさらに拡大していきたい。(サブウェイの)経営に携わって半年が経過したが、大きな手応えを感じている」と語る。実際、サブウェイの既存店売上高は54カ月連続で前年同月実績を上回るなど、業績は好調だ。
今回オープンしたベイサイド店は、今後展開する直営店舗のモデルとなる旗艦店と位置づけられている。店内は鮮やかな色彩の内装デザインを採用し、Wi-Fiや電源を完備、快適性と機能性の両立を図っている。また、タッチパネル式のキオスク端末を用いたセルフオーダーシステムを初めて導入した。