2021~22年の流通再編を総まとめ 主役はオーケー、H2O、カインズ、ヤオコー・・・

松尾 友幸 (ダイヤモンド・チェーンストア 記者)
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ヤオコーとせんどうが資本業務提携

 優良SMとして他社からベンチマークされることも多いヤオコー(埼玉県/川野澄人社長)も新たな動きをみせている。21年2月にはディスカウントストア(DS)企業としてフーコット(同/新井紀明社長)を新設し、すでに2店舗を出店。21年9月には千葉県を本拠とするローカルSMのせんどう(木口誠一社長)と資本業務提携を締結した。

 SM業界では、ニーズが拡大しているネットスーパーを軸とした提携も増えてきた。以前から西友(東京都/大久保恒夫社長)とともにネットスーパーを運営している楽天グループ(東京都/三木谷浩史会長兼社長)は、ネットスーパープラットフォームとして新たに「楽天全国スーパー」を立ち上げ、22年1月にはベイシア(群馬県/橋本浩英社長)が出店を開始。いなげや(東京都/本杉吉員社長)、大阪屋ショップ(富山県/平邑秀樹社長)も出店することを発表している。

 また、アマゾンジャパン(東京都/ジャスパー・チャン社長)の有料会員向けサービスでは、ライフコーポレーション(大阪府/岩崎高治社長)に続き、21年6月からはバロー(岐阜県/田代正美社長)、22年3月からは成城石井(神奈川県/原昭彦社長)がネットスーパーを開始した。そのほか、ローカルSMのスーパーサンシ(三重県/田中勇社長)が展開するネットスーパーのフランチャイズ事業「JAPAN NetMarket」には、すでに約20社の中小SMが参加しているなど、ネットスーパーにおける勢力図が徐々に鮮明になりつつある。

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