12月は例年以上に厳しい寒さ!? 2021年年末の天候予測と注目カテゴリを総まとめ

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この連載では毎月、気象庁の発表する「3か月予報」の中で“最も未来”(3か月目)の予報をベースに、ウェザーMDの実践方法を紹介していきます。今回は、気象庁2021年9月24日発表の「3か月予報」をベースにした、21年12月のウェザーMDのポイントを解説します。流通小売企業に関わる皆さまの、計画立案の参考になれば幸いです。

Satoshi-K/istock
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2020年12月の天候

 まず、2020年12月の天候を振り返ります(図表①)。20年12月、天気図パターンはほぼ例年どおり、週に1回程度の頻度で日本付近を低気圧が通過し、それ以外は冬型の気圧配置となりました。特に中旬と下旬後半、上空に強い寒気が南下し、この期間は気温が平年を大きく下回りました。一方で、上旬と下旬前半は比較的穏やかな陽気の日が多く、クリスマス寒波は襲来しませんでしたが、月間では西日本及び北日本で平年より低め、東日本ではおおむね平年並となりました。

図表① 2020年12月の天候振り返り(上:気温、中:降水量、下:日照時間 ※気象庁HPより)

 降水量は少なめのところが多く、かなり少ない地域もありました。低気圧が日本付近を通過する間、とくに発達しなかったことが主な要因です。一方で、強い寒気が南下した際、雪の降り方が強まった北海道~山陰地方にかけての日本海側では降水量が平年より多くなったところがありました。とくに16~17日頃は北陸地方周辺でドカ雪となり、1日で1m前後の積雪を記録した結果、道路の車の大規模な立ち往生が発生し、物流が大きく混乱しました。

 20年12月の、特筆すべき天気に関する出来事は図表②のとおりです。客足や販売動向に影響していると思われるものもあります。実績データの検証をされる際、あるいは前年のデータをもとに今年の予算を立てる際など、参考になさってください。

図表② 2020年12月の天気に関する特筆すべき出来事

2021年12月の予報

 2021年12月の予報のポイントをまとめます。12月の気温は図表③のように、
・北海道は平年並だが高めにぶれる可能性がある
・東北地方は平年並
・東日本は平年並だが低めにぶれる可能性がある
・西日本および南西諸島は平年並か低め
という予報になっています。

 なお、降水量は北日本と北陸~山陰にかけての日本海側では平年並か多め、関東以西の太平洋側では平年並か少なめと予想されています。冬型の気圧配置となって日本海側では雪、太平洋側では乾燥した晴天となるパターンが例年より多いことが想定されます。

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