週刊コンビニニュース ローソン、ロス削減に取り組んだ予約販売のケーキを初めて寄贈

2020/12/29 12:56
ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局

1週間のコンビニエンスストアに関するニュースをまとめた週刊コンビニニュース。予約販売商品が別の使途で活きてきた。ロスを発生させないため、クリスマスケーキやおせちなどの事前予約を行うコンビニチェーンだが、製造数量の調整を行っていても残念ながら誤差(余剰)が出てしまうという。供給を需要に近づけることはできても、決してイコールにはならないから難しい。この誤差を支援につなげたのがローソン。消費期限が残っているのだからムダにしてしまってはもったいない。思いがけないプレゼントに大いに喜ぶ人々の顔が想像できる。すぐに支援に向けられるアクションも、ロジステイックスが整っていればこそだ。ロス削減への取り組みが二次効果を生んだ(12月22〜28日のニュースをまとめました)。

ローソン

セブン-イレブン
省エネ大賞で会長賞を受賞

 全国のフレッシュフード製造工場への省エネ機器の導入促進など、環境負荷低減の活動支援・啓発活動が評価され、「2020年度省エネ大賞 省エネルギーセンター会長賞」(一般社団法人省エネルギーセンター主催)を、日本デリカフーズ協同組合とともに受賞した。協同組合は、おにぎりやサンドイッチなど、セブン-イレブン向けのオリジナルフレッシュフードを製造する食品メーカー66社が加盟する事業協同組合で、商品開発・品質管理・原材料の共同購入・環境対策などに取り組んでいる。協同組合と連携し、企業の垣根を超えて取り組みを行ったことも受賞につながった。取組内容は以下のとおり。

  1. 日本デリカフーズ協同組合内にCSR推進会議・環境促進チームを設置し、各工場における「エコアクション21」の認証取得を促進。
  2. 省エネに関する従業員への教育方法、省エネ機器の効果などの改善事例を全工場と情報共有し、工場を訪問して実務的なサポートを実施。
  3. 先行導入した47工場全体で、2017年比較で原油換算量を約2.3%削減し、使用電力量を削減。
  4. 全181工場中82工場が「エコアクション21」などの認証を取得。

ファミリーマート①
「ファミペイ」に“請求書支払”サービスを追加
子どもたちの教育支援でオンライン授業実施

 スマホ決済アプリ「ファミペイ」に、公共料金や通信販売の請求書(払込票)のバーコード読取、電子マネー「FamiPay」で支払いできる「請求書払い」のサービスを追加し、12月22日から利用できるようになった。支払いに対応する請求書(払込票)は電気・ガス・水道など約50社で、自宅に居ながら決済ができる。

 ファミリーマートはまた、子どもたちの教育支援の取り組みとして、社員を派遣して講義を行う「出前授業」や、子どもたちの訪問を受け入れる「企業訪問」をこれまで実施してきたが、今年はコロナウイルスの影響で、オンラインに切り替えて「出前授業」行った。「出前授業」では、小学生から高校生までを対象に、主にCVS業態や商品、サービスなどを紹介してきたが、今回は14校が参加し、SDGs(持続可能な開発目標)に関連した具体的な取り組みの紹介、「環境」をテーマにしたワークショプの開催などを行った。

ファミリーマート②
老舗珈琲店監修の焼き菓子2種類
チーズたっぷりの「5種のチーズ肉まん」
五島灘の海水塩で仕上げた焼きとり

 ファミリーマートは、関西地方を中心に多くのファンを持つ老舗珈琲店「丸福珈琲店」監修の「濃いコーヒーバウムクーヘン」(税込150円)、「濃いコーヒースティックパウンドケーキ」(税込189円)を12月22日に発売した。「丸福珈琲店」の特徴である深煎りコーヒーのほろ苦さとコク深さを再現するため、「丸福珈琲店」監修のコーヒーを使用し、後味に苦味が残るように仕上げた。

 同社はまた、5種類のチーズとジューシーな角切りの豚肉を使用した「5種のチーズ肉まん」(税込180円)を12月22日に発売した。昨年発売した「チーズ肉まん」をさらに進化させた新商品で、“チーズの伸びと味わい”と“豚肉のジューシーさと食感”にこだわった。

 ファミリーマートは、12月26日からの「炭火焼きとり」キャンペーン実施に合わせ、焼きとりの定番「炭火焼きとり ねぎま(塩)」(税込140円)を12月29日に発売する。五島灘の塩は旨みが強く、まろやかな味が特長。鶏肉への塩の振り方にもこだわった。

ローソン
予約ケーキを初めて寄贈
「Uchi Café Spécialité」シリーズの2品
洋食屋ヨシカミ監修の「ビーフシチューのお弁当」

 ローソンは、12月23日から25日のクリスマスの時期に合わせて、一般社団法人全国フードバンク推進協議会および「きょうとフードセンター」を通じて、食品の支援を必要としている全国の家庭やこども食堂・児童養護施設・障がい者福祉施設などに、店頭予約販売用のクリスマスケーキを寄贈した。予約状況に応じて製造数量を調整しているものの、結果的に発生してしまった余剰分のケーキをムダのないように役立てた。予約商品の寄贈は初めて。

 ローソンはまた、12月25日、全国の店舗で食感や素材にこだわった“プチ贅沢”なスイーツとして、「Uchi Café Spécialité雪溶けショコラテリーヌ」(税込270円)、「Uchi Café Spécialité雪めくティラミス」(税込270円)を発売した。今年10月から発売を開始した、素材やメニューのシンプルなおいしさを追求したごほうびスイーツ「Uchi Café Spécialité(ウチカフェスペシャリテ)」シリーズは、これまで6種類を発売。シリーズ累計で1,000万個以上を販売している。

 同社は12月29日、東京・浅草で人気の洋食店「洋食屋ヨシカミ」が監修した「ビーフシチューのお弁当」(税込800円)を発売する。牛スジ肉、鶏ガラ、玉ねぎ、セロリなどを4日間煮込んだ本格的な旨みとコクのあるデミグラスソースに、ホロホロとろけるぐらいじっくり煮込んだ柔らかい牛肉とじゃがいも、にんじんを入れ込んだ。

ミニストップ
「バターチキンカレーまん」をリニューアル

 毎年人気の「バターチキンカレーまん」(税込129円)をリニューアルし、12月26日に発売した。16種類のスパイスと北海道産の生クリームとバターで仕上げた本格的なバターチキンカレーのコク深さと、「ナン」をイメージしたふっくらもっちりの生地のコラボレーションを楽しめる。

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