万代
大阪、兵庫、奈良、京都、三重の2府3県に都市型店舗から大型店舗まで162店舗(2022年12月現在)を展開する万代。徒歩や自転車で利用できる半径500m~1kmの顧客をターゲットにした地域密着の店舗展開が特徴で、年間4~5店舗のペースで出店を続けている。
2006年からPB「万代選品」の販売を開始。近隣農家から直接仕入れた朝採り野菜の提供や、万代ブランドの米、オリジナル惣菜の開発にも取り組む。ホームセンター、ドラッグストア、飲食店等との共同出店による便利で身近なショッピングセンターの開発も推進しており、22年1月ドラッグストアのシグマ薬品(大阪府)を子会社化した。
大手流通グループに属さない独立系として、地域有力スーパーの地位を保ってきたが、2021年7月にエイチ・ツー・オーリテイリングとの間で包括業務提携を締結。22年12月には輸入食品の共同調達を目的とする合弁会社エイチエムトレーディングの設立を発表した。