安価ながらも光る「味」へのこだわり! 「肉のハナマサ」で主婦が思わず手に取ってしまう商品

平塚 千晶 (家計簿・家計管理アドバイザー)
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1つで大満足な「肉のハナマサ 台湾屋台東坡肉割包」

 「東坡肉(トンポーロー:豚肉の角煮)」を挟んで食べる台湾点心の定番の一品である、「台湾屋台東坡肉割包(トンポーローわりぱん698円)」(4個入り)は、あまり見かけたことがない珍しさからつい購入してしまいました。蒸し器でもつくれるそうですが、電子レンジ調理も可能となっています。

 今回は電子レンジで調理していただきましたが、白いパンをふわっとさせるのはやや難しく、ムラが出てしまいました。おそらく、蒸した方がおいしくいただけるのでしょう。

 サンドされている肉は脂身がやや強すぎる印象はありましたが、ひとつのボリュームがしっかりしており、同価格の菓子パンや肉まんを食べるよりも、食べ応えがありました。

 菓子パンや肉まんにくらべ、1つでも満腹感を得られると考えると、魅力ある商品と言えます。わが家の場合、部活帰りの子どもの軽食として、たまに活用するのに丁度よいと感じました。折に触れてリピートしたいと思います。

味や価格にこだわりが感じられる、高コスパな「肉のハナマサ」

 店頭の野菜コーナーではお買い得な野菜がずらりと並び、大容量ながらも比較的安価な肉・魚を取り揃えている「肉のハナマサ」。PB商品以外にもお買い得な商品がたくさんあり、気づけばカゴ一杯になってしまいました。「これだけ買ってもこの価格?」と思うほど、量に対する価格が抑えられているうえ、買いやすい値段ながらも「味」へのこだわりが感じられる商品が多かった印象です。

 24時間営業の店舗や、夜21時からの特別セールの企画など、「肉のハナマサ」ならではの趣向が凝らされているのも面白みがあります。「業務用系」の食品スーパーの中でも、オリジナル商品の種類が豊富な印象です。目当ての商品を買うために「肉のハナマサ」に通う人がいるのもうなずけます。

 大手メーカー品中心のチェーン店は安心感がありますが、「肉のハナマサ」のようにお店の個性が見える食品スーパーも、常に“新しいおかずのレパートリー”を求めている主婦にとっては、非常にありがたい存在ではないでしょうか。

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記事執筆者

平塚 千晶 / 家計簿・家計管理アドバイザー

東京都在住。主婦歴20年以上。夫と子ども3人の5人家族。結婚と同時に家計簿をつけ始め、家計簿、家計管理、ポイ活などに詳しい。主婦業を中心とした執筆も多数あり、雑誌などへの掲載も多数。日本テレビ、フジテレビ、NHK、テレビ東京などにも出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」「ズボラ家計簿」練習帖(講談社)など。

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