前橋シティマラソン出走せず

2012/04/23 00:00
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 結論から言えば、昨日の第13回前橋シティマラソンには結局出走しなかった。

 

 医者からは何とか許可をもらい、スタート直前まで決めかねて悩んでいたが、腰痛を発症してから1ヵ月の間、ろくに練習しておらず、ぶっつけ本番で挑むには、あまりにリスクがあると考え、急きょ取りやめた。

 

 きっと同じチーム(=群馬レーシングクラブ)のメンバーは、私のことを“狼少年”のように見ているのだろうな、と多少の悔しさと寂しさは残るが、それでも何かの役にはなると頭を切り替え、荷物番と応援に回ることに決めた。

 

 昨日の前橋市内は気温は低いものの、ランナーにとっては絶好のコンディション。メンバーはそれぞれ、日ごろの練習を結果に転化させ、なかなかのタイムで帰ってきた。

 その雄姿を見るにつけ、出走できなかった自分を恥じた。

 

 その後、入浴して、帰京して、いつものように大宴席になった。

 話は、レースのことやプライベートなこと、仕事のことなど、で盛り上がり、ずいぶんとメートルもあがった頃に、長老のOさんがポロっと言った。

「みんなもう少し減量したほうがいいなあ。風呂で裸を見たけど、まだ落とせるよ。そう考えると、チダくんはずいぶん落としていたねえ。身体がちゃんとしていた」。

 

 お世辞であることは十分分かっている。また馬体がいいからと言って、その競走馬が必ずしも走るとは限らない。

 しかしながら、出走叶わず、傷ついた私にとっては最高にありがたい言葉になった。

 

 努力の痕跡を評価してくれている人がいることに感謝しつつ、次回のレースでのリベンジを誓った。
 

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