なんでも値上げ時代に主婦が期待する、スーパーマーケットの青果売場と鮮魚売場とは?
何でも値上げ時代における「鮮魚」の選び方
価格が上昇傾向にある鮮魚は、まとまった量を購入しようとすると、以前より明らかに高くなったと感じることが多いカテゴリーのひとつです。
世帯人数が少なく、少量で十分な家庭であれば影響はわずかな程度にとどまるかもしれません。しかし、世帯人数が多い、食べ盛りの子どもがいるなど、食事量の多い世帯にとって、価格上昇は家計に大きく影響します。5人家族で食べ盛りの子どもがいるわが家でも、以前はためらいなく鮮魚商品を購入していましたが、以前と同じ感覚で購入するのは難しいと感じることが多くなってきました。
そうした状況下で鮮魚を購入するときには、値上げの影響が少ないと感じる商品や旬のものを選ぶほか、特売や値引きシールの貼られた商品に手が伸びます。少しでも価格を抑えて購入できるとお得感があるため、割高と感じる鮮魚にも手を出しやすくなるのです。
また、少量パックにも魅力を感じます。世帯人数が多ければ、大容量パックが魅力的ですが、鮮魚はとくに鮮度が気になる商品ですので、青果と同様に少量パックの方が一度にかかる価格も抑えられるうえに、欲しい量だけ購入できるため便利と感じることが多くあります。
鮮魚は献立のなかでもメインとなる食材のひとつ。そのため、値上げによって食費の増加にも大きく影響します。値上げラッシュの中でどのように食卓を華やかにするか、買い手の工夫だけでなく、売場からの提案にも期待しています。
青果や鮮魚は、できるだけ新鮮なうちにおいしくいただきたいものです。大容量で安価な商品だけでなく、鮮度の良いうちに使い切れる少量パックも揃える、商品のバラエティが豊かで買物の楽しさを提案してくれる売場に魅力を感じます。