イケア SGムービングとの連携「EVトラック」拡大でゼロミッション配送加速

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イケアとEVトラック

 イケア・ジャパン(千葉県)は、配送協力会社のSGムービング(東京都)との連携のもと、既存のEVトラック2台に加え、新たに17台のEVトラック「eCanter」(開発元:三菱ふそうトラック・バス)を今年10月から12月にかけて導入すると発表した。

 同社は2030年までにビジネスを成長させながら、同社のすべてのバリューチェーンからの温室効果ガスの絶対排出量を、同社2016年より50%削減することを目標としている。取り組みの一環として「2025年までにラストワンマイル配送のトラック配送をゼロエミッション車に切り替える」という目標の下、脱炭素の取り組みを進めていく。

 今回、19台のEVトラックで国内のラストワンマイル配送のトラック配送を全国で25%ゼロエミッション化することをめざす。

 またイケア・ジャパンは全国のイケア店舗(一部店舗を除く)で展開しているサステナブルな商品を取り揃えた常設スペース「サステナブルリビングショップ」のリニューアルを今年11月より順次進めている。

 これまでも「省エネ」「ゴミの削減&再利用」「リサイクル素材」の3つのテーマで、商品や取り入れ方のアイデアを紹介していたが、サステナブルな商品の多様化に合わせて、新たに5つのテーマ「省エネ」「節水」「ゴミの削除」「繰り返し使う」「長く愛用する」でよりお客に分かりやすく商品を紹介できるようにした。

リニューアル後のイケアTokyo-Bayと鶴浜店内

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