すかいらーくHD 2023年度第1四半期決算(IFRS)発表 営業収益は前年比26%増、ファミリーダイニング業態の回復が鮮明

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 すかいらーくホールディングス(東京都)が5月15日に発表した2023年度12月期第1四半期決算によると、売上収益845億6800万円(前年同期比26.0%増)、事業利益19億9800万円(前期は58億円の損失)、営業損失3億8000万円(前期は2億円の損失)、税引前損失10億4300万円(前期は9億1600万円の損失)、親会社に帰属する当期損失6億6100万円(前期は4億6700万円の損失)となった。

すかいらーく「飲茶テラス 桃菜」

 売り上げ面では、ファミリーダイニングの「ガスト」「バーミヤン」「夢庵」が復調。コロナ禍で減少していたヤングファミリー層が戻ってきており、地方店舗の客数も徐々に回復しているという。

 一方、閉店によるのれんの除却損を22億5200万円計上したため、営業損失となった。

 規出店は8店舗、業態転換は10店舗。新規出店8店舗のうち1店は海外での出店で、マレーシアで「しゃぶ葉」の4号店をオープンした。

 アフターコロナを見据えて開発を進めてきた新業態の「八郎そば」、「飲茶テラス 桃菜」がオープンしている。店舗数はグループ計2986店舗。

 通期は、売上収益3550億円(16.9%増)、事業利益106億円、営業利益60億円、税引前利益35億円、親会社に帰属する当期利益10億円を見込んでいる。

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