求人1.35倍、2年5カ月ぶり低下=求職者増、失業率は2.4%―1月

時事通信社
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都内を歩く通勤者
賃金の高い企業への転職を目指し求職者数が増え、2年5カ月ぶりに前月を下回った。(i-stock/ponsulak)

 厚生労働省が3日発表した1月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント低下の1.35倍だった。賃金の高い企業への転職を目指し求職者数が増え、2年5カ月ぶりに前月を下回った。また、総務省が同日発表した1月の労働力調査によると、完全失業率(同)は前月比0.1ポイント低下の2.4%で、2020年2月以来の低水準となった。

 有効求人倍率は、ハローワークで仕事を探す求職者1人に対し、何人分の求人があるかを示す。

 有効求職者数は0.6%増。賃金などの好条件を求め、在職中を含め仕事を探す人が増えたとみられる。一方、有効求人数は0.1%減。人手不足感は継続しているものの、建設業では資材高騰による住宅建築の受注減や燃料価格上昇による業績悪化を懸念し、求人提出を控える動きがあったという。

 完全失業率は、完全失業者数の減少に伴って改善した。新型コロナウイルス禍からの経済正常化を背景に雇用状況が回復、仕事を探している状態から脱した人が増えたとみられる。

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