AOKIホールディングス、田村副社長が社長就任 東社長は副社長に

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 AOKIホールディングス(HD)は12月6日、副社長の田村春生氏(65歳)が同日付けで社長に就任したと発表した。社長の東英和氏(57歳)は代表権のない取締役副社長に就いた。

 東氏から「一身上の都合により代表取締役社長を辞任したい」との申し出があったという。同氏は6月に常務から社長に昇格したばかりだった。この間、AOKIHDでは、東京五輪・パラリンピックのスポンサー契約を巡る汚職事件で、青木拡憲前会長ら3人が起訴されたことを受け、9月に「ガバナンス検証・改革委員会」を設置するなどの動きがあった。

 新社長の田村氏は横浜銀行出身で、2003年にAOKIHD傘下のアニヴェルセルに入社し、取締役管理本部長、専務を務めた後、06年にAOKIHDに入社。財務やグループ管理を担当し、10年6月から副社長を務めてきた。

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