ドンキホーテHD、通期営業利益予想を410億円に引き上げ、16年6月期

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 ドンキホーテホールディングス(HD)は2月5日、2016年6月期の連結営業利益予想を従来予想から12億円引き上げ、前期比4.9%増の410億円とした。15年7~12月期で主力のドン・キホーテ業態の既存店売上高が前年同期比5.3%増となるなど好調だったため。食品や日用品の売り上げが堅調に推移したほか、インバウンド(訪日外国人)消費が下支えとなった。16年6月期の連結売上高は9.7%増の7500億円を見込む。従来予想から200億円の上方修正となる。

 同日発表した15年7~12月期の連結業績は、売上高が前年同期比12.3%増の3844億円、営業利益が9.2%増の255億円だった。セグメント別ではリテール事業で食品の売上高が16.6%増の1185億円、日用品が15.5%増の783億円に伸び、営業利益は2.9%増の153億円となった。テナント賃貸事業も店舗数の増加に伴って業績が伸び、営業利益は18.0%増の71億円に拡大した。期間中に15店舗を新設、2店舗を閉鎖し、国内店舗数は319店舗となった。

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