【三越伊勢丹】 中小型の新業態、東京・丸の内と名古屋に出店

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 三越伊勢丹ホールディングスは中小型の新業態を東京・丸の内と名古屋駅前に出店する。12月中旬、丸の内の新東京ビル(東京都千代田区)の1階に出店する小型新業態は「イセタンサローネ メンズ」。今年4月、東京・六本木の東京ミッドタウンにオープンしたレディス中心のセレクトストア「イセタンサローネ」のメンズ版で、約900平方メートルの売り場にビジネスマン向けのスーツやシャツ、シューズ、バッグ、筆記用具などに加えて、葉巻やウイスキーなどこだわりのアイテムも品揃えする。

 また、眼鏡や帽子など多彩な雑貨を展開、宝飾品や化粧品、フラワーショップも取り揃えて、ギフトニーズにも対応する。

 一方、名古屋駅前で建設中の大名古屋ビルヂング(名古屋市中村区)に出店する中型新業態「イセタンハウス」は2016年3月の開業。基幹店である伊勢丹新宿本店のノウハウを生かし、百貨店の主力顧客層より若い30~40代をメインターゲットとして、婦人・紳士物のファッションアイテムと雑貨を約3000平方メートルの売り場で展開する。

 三越伊勢丹グループでは、すでに展開している化粧品専門店「イセタン ミラー メイク&コスメティクス」(11店舗)や食品・ギフト品を中心とするサテライト店「エムアイプラザ」(22店舗)を含めて中小型店をチェーン展開することで、新たな成長事業に育てていく考えだ。

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